2024 04,29 17:00 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 08,17 23:55 |
|
前回のトリニダード・トバゴ戦での期待が見事に払拭された試合だ。
イエメンの守りに入ったシフトに成す術がなかった。 延々と同じ攻撃をくり返す日本の攻め方にうんざりし、飽きがきていた。 阿部、佐藤寿のゴールにも魅力を感じなかった。 金子達仁氏が前回の試合後、 「シュートの雨あられが見られると期待していたが、FWがシュートが4本ではひどすぎる。 格下相手に楽に勝たなければいけない試合だった。」 と漏らしていた。 ではこの試合はどうだろう。格下相手にシュートの雨あられのごとく打った。しかし決められなかった。 決勝トーナメントに進む為に勝たなければいけない試合に、内容は誉められるものではなかったが勝った。 私はそれでいいと考えている。 W杯で勝てる試合で負け、勝たなければいけない試合で引き分け、王者に完敗したを考えれば、 結果を残せる方が大事だと思う。 金子氏は日本のサポーターに対しても、どんな場面でもひたすら応援し続けることに苦言を述べていた。 これは今回の試合でも同じことであり、非常に共感した。 私はTVで観戦していたが、代わり映えのしない攻め方にあきれており、罵声を発した。 単純に盛り上がらない、面白くない試合だったのだ。 またそのTV中継で松木安太郎氏とセルジオ越後氏が解説をしていたが、彼らの発言にも共感した。 日本ベンチスタッフの落ち着きのなさを問題視していたのだ。 反町、大熊両コーチがベンチを飛び出し、しきりに指示を出している。 しかも試合が負けている状態でもないのにだ。 試合に口を出すのは監督だけで充分だ。 試合に勝ったことを素直に讃えたい。 しかし我々の在り方も含めて、これからの4年間の方向性が まだ何も定まっていないことを感じなければいけないのだろう。 PR |
|
2006 08,14 23:49 |
|
沖縄から"アイツ"がやってきた。
会うのはほぼ一年ぶりだった。 "アイツ"はほんとに優しいヤツで、何でも話せるヤツの一人。 今回も他愛も無い話を延々と呑みながら話した。 たまたま昨日は甲子園で沖縄の高校の試合があった。 "アイツ"は応援に行くと行っていた。 こっちも余裕があったので後から追い掛けた。 三塁側アルプス、レフトスタンドは沖縄一色となっていた。 あちこちから聞こえてくる指笛の音。 試合は雨で中断したこともあり、ナイトゲームとなった。 緑のグランドで戦う選手達、彼らをきらびやかに浮き上がらせる照明、それを優しく包み込む夜空。 その風景を眺めながら、島国を思い出していた。 沖縄に染まったあの瞬間、時間は止まった。 私と"アイツ"の関係はこれからもきっと変わらない。会えば泡盛片手に語るだろう。 "YASU"... よくきてくれた 楽しかったよ |
|
2006 08,11 15:25 |
|
慣れるということは実に怖いことである。
ジーコJAPANの4年間を見続けてきた私には、 今回の面々が新鮮であり、そこにある新しい可能性を感じた。 始まったばかりなので、今後メンバーも戦術も洗練されていくはずだが、 FWからDFまでの距離が近く、速いパスまわしを行うポジションチェンジ、 2列目からの飛び出しなど随所に新しい動きが見られた。 試合の勝敗よりも自分たちの可能性を含めたできうるプレーを見せてくれたと思う。 オシムは言っていた。 「今までの海外組のスタープレーヤーは、 新しいサッカーへ考え方を変えることが難しい年齢になってしまった。」と。 これから先、オシムの哲学をじっくり味わってみたいと思う。 |
|
2006 08,08 01:17 |
|
ワールドカップイヤーというこのなのか。
民放ではあまり放送されないU-21の試合が見れるとあり、かなり期待していた。 勝敗云々というよりこの世代にどんなプレーヤーがいるのかを再確認したかったのだ。 前半は中国の独壇場となっていた。 中国特有のカウンターからの縦への突破は、ことごとく日本の3バックの両サイドをついてきた。 マンマークであっさり破られる、2人で挟んでも間を破られる... これはスタイルの違いからなのかもしれない。 日本の技術が劣っているわけでは無く、 このようなスタイルのチームが日本国内のチームに存在しないのではないだろうか。 言ってみれば「いまどき...」と一言ついてしまうようなプレースタイル。 日本はA代表のかつて「黄金の中盤」というものが存在した通り、中盤で組み立てるのが主流だった。 ワールドカップの内容通り、スピードがない、相手に恐怖を感じさせないものだった。 まったりとしたサッカーが日本で展開され続けていた為、 中国のようなスタイルに翻弄されたのではないだろうか。 後半の日本は、まるで中国のように自陣からのカウンター攻撃が形となった。 枝村の右からの折り返しを、本田圭のヘディングゴール...絵に書いたようだった。 フリーで抜け出した増田の実に落ち着いた状況判断の上でのシュート...ただただすばらしい。 GK西川のファインセーブの連発...ポジショニングが良いからであり、本当に上手くなった。 勿論他にも名前の通ったプレーヤーがいたわけだが、彼らの個々のレベルの善し悪しより、 まして3-6-1のフォーメーションが機能したかどうかというよりも、 個々の役割が明確だった試合というのが感じ取れる。 そして彼らは"走った"のだ.... 反町氏、井原氏、共にJ創設以前からのプレーヤーだ。その両氏が指導者となる。 そう、世代交代が始まったのだ。 |
|
2006 07,04 01:10 |
|
実はブラジル戦終了後、私はほぼ毎日彼の公式サイトへアクセスしていた。
それは彼のワールドカップ終了後のコメントが気になっていたからに他ならない。 今朝も彼のコメントは更新されていなかった。 夜のニュース番組で彼の現役引退表明を知った。 彼の言葉からは、プロとして日本代表としてフィールドに立つ責任感、重圧、葛藤が感じられた。 そしてファンへの感謝の意が述べられていた。 ブラジル戦終了後の最初のコメントがこういう形で残念でならない。 反面、予測されていたこともあり非常に複雑でもある。 常に結果で評価されるプロとして、賛辞を浴びれば、批難も浴びる。 歳を重ねれば牽引する役目も担わされる。 彼は自分のプレーや生きざまで我々に何かを伝え続けてきた。 そして彼は自ら「引退」の道を選んだ。 世代交代は必ずやってくる。 今後「第2の中田英」が現れるのではなく、彼を越える逸材が現れることを願う。 |
|
忍者ブログ [PR] |